2012.03.31
高専ロボコン2011中国地区大会を開催 宇部高専はデザイン賞と特別賞をそれぞれ受賞
2011.10.16
アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2011中国地区大会が、宇部高専を担当校として10月16日に俵田翁記念体育館で開催され、中国地区の高専各校2チーム計16チームが千人を超える観客の前で熱戦を繰り広げました。
今年のテーマは、「ロボ・ボウル」。2足歩行のオフェンス・ロボットが、学生から受け取ったボールを、 ディフェンス・ロボットをかいくぐり、学生に向けてノーバウンドでパスを送り、そのパスが成功するまでのタイムを競いました。
決勝は、米子高専「QBit(キュービット)」と松江高専「弾弾(ダンダン)」の対決になり、相手のディフェンス・ロボットに合わせパスの軌道を変化させることができ、安定した力を初戦から発揮していた「QBit」が「弾弾」のディフェンスをかいくぐって見事にパスを通し、優勝と全国大会出場を勝ち取りました。
優勝チームのほかに審査員推薦により全国大会へ出場するチームは、特徴的な歩行機構をもち、技術賞を受賞した松江高専Aチームの「撃蛙(ウチカエル)」と、アイデア賞を受賞した、ダイナミックなパスが魅力の広島商船高専Aチームの「飛ばし魔手!(トバシマシュ!)」に決定しました。
その他にも、地元宇部高専Aチームが山口名産のフグをデザインし、フグの口からボールを打ち出す「ふく~げる」でデザイン賞を、エアシリンダーを動かすことでメジャーを連動させ押し出す投球機構を搭載した徳山高専Aチームの「ラガンマン」がロボ・ボウル賞をそれぞれ受賞しました。
中国地区大会の結果は以下のとおりです。
優 勝 米子高専B QBit
準優勝 松江高専B 弾弾
アイデア賞 広島商船高専A 飛ばし魔手!
技術賞 松江高専A 撃蛙
デザイン賞 宇部高専A ふく~げる
ロボ・ボウル賞 徳山高専A ラガンマン
特別賞(本田技研工業㈱) 松江高専A 撃蛙
特別賞(マブチモーター㈱) 津山高専A 投石鬼
特別賞(㈱安川電機) 宇部高専B ぶんぶん丸
特別賞(東京エレクトロンFE㈱) 松江高専B 弾弾

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陸上部が全国障害者スポーツ大会をサポート
2011.10.17
平成23年10月上旬に開催された山口国体に引き続き、10月15~17日に開催された全国障害者スポーツ大会の陸上競技の部門においても、本校陸上競技部の学生が両大会を併せて7日間、のべ22名の競技補助員として大会の運営をサポートしました。
晴天に恵まれた国体とは異なり、障害者スポーツ大会では雨の中での競技開始となりましたが、ハンディに負けず懸命に競技する選手を支援し、大会の目的である「障害者の自立と社会参加の推進」に貢献できたことは、自らが選手として出場した大会と同様に、今後の人生の糧として彼らの胸に強く刻み込まれている事と思います。競技補助員を申し出てくれた学生のほとんどは、普段は選手として各種大会に出場している部員です。陸上競技部に限らず、どのような大会においてもそれを支援する影の部隊がいる事を強く認識し、各自のできる範囲で大会運営に携わることができてこそ、真のアスリートと呼べる集団だと言えるでしょう。
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白鳥寮 女子寮改修工事 竣工
2011.10.22
8月18日から行われていた女子寮改修工事が10月18日に竣工し、同月22日から女子寮生の新生活がスタートしました。今回の改修工事は採光やプライバシーの確保、教育環境、住環境の改善を図ったもので、3人部屋を2人部屋に改修し、室内に半個室化したスペースと共有スペースを設け、同室の学生と一緒に過ごす時間と、プライベートの時間を分けて過ごすことができるようになりました。
居室は新たに衣類等の収納庫と棚を設置したことに加え、24時間換気もできるようになり、常に新鮮な空気をとりこむことができます。また、改修に合わせてエアコンも設置されたため夏季及び冬季を快適に過ごすことができるようになりました。
寮母室の隣には、新たに療養室を取り設け、学生の健康に対して柔軟な対応ができるようになりました。
この日を待ち望んでいた女子寮生らは、新たな部屋での寮生活に期待で胸を膨らませている様子でした。
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「エコフェア2011 in UBE」に参加
2011.10.30
10月29(土)、30(日)の二日間、ときわ公園(宇部市)で開催された「エコフェア2011 in UBE」に、宇部高専から機械工学科の徳永仁夫准教授、渡邉大講師が参加・出展しました。本フェアには、宇部高専、山口大学、その他企業やNPOなど38団体が、環境保全活動や取り組みを出展・紹介しました。
本校からは、ソーラーカーの展示と試乗、スターリングエンジンの展示と実動実験、燃料電池ラジコンカーの操作、形状記憶合金熱エンジンの展示、燃料電池・太陽光発電・風力発電など環境技術の紹介、等を実施しました。
両日ともあいにくの雨天であったため、イベントそのものへの参加者が少なく宇部高専の出展ブースも大盛況とはなりませんでしたが、参加された方々からは展示内容に興味を示され、「どのような仕組みなのか?」、「実用化のめどは?」、「高専生が作ったのか?」、「どのような応用・発展が考えられるのか?」など様々な質問がありました。特に小学生などに対しては、実際に動くもの、操作できるものに対して興味・関心を引く効果が大きく、教材として有効であると実感しました。
スターリングエンジンを体験する小学生としくみを説明する学生 |
德永(仁)准教授、渡邉講師、手伝ってくれた機械工学科5年生と専攻科生 |
専攻科インターンシップ報告会を実施
2011.11.02
11月2日(水)、本校にて平成23年度専攻科インターンシップ報告会を実施しました。
この報告会は、夏季休業中の3週間に渡って海外留学・企業へのインターンシップを行った専攻科生の成果報告の場として毎年実施されているものです。
今年は1年生32名、2年生2名の計34名が発表を行いました。みんな一様に緊張した面持ちでしたが、鋭い質問にも怯まずに必死に答えていた姿が印象的でした。
当日は、本校の教員だけでなくお世話になった企業の方も多数参加され、発表者の報告に聞き入っていました。
発表した専攻科生のみなさん、お疲れ様でした。インターンシップを通じて得たものを糧に、自身の研究・学校生活をより充実したものにできるよう頑張ってください!
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平成24年度入試説明懇談会を開催
2011.11.09
11月9日(水)、本校にて平成24年度入試説明懇談会を開催しました。入試説明懇談会は、10月中旬より各地区の中学校を会場として実施してまいりましたが、最後となる本校での説明会には、昨年度を大きく上回る114名もの方々(中学校教員、中学生、保護者)にご出席いただきました。
杉本副校長(兼教務主事)の挨拶の後、高専制度の説明、宇部高専および各学科の特色、募集要項の説明が行われました。
続いて、中学生と保護者の方には、授業や卒業研究の様子を見学いただき、本校の学習内容や雰囲気に触れていただきました。
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第2回オープンキャンパスを開催
2011.11.12
11月12日(土)、オープンキャンパスを開催し、山口県内各地から中学生や保護者・引率教員など合計267名もの方々に参加いただきました。 全体説明会では、「ぜひ宇部高専で学び方を身につけてほしい」との福政校長の挨拶の後、杉本教務主事より学校説明が行われ、続いて各学科長より学科PRが行われました。学科選びに迷っている生徒さんにとって、学科比較の参考となったのではないかと思います。
説明会終了後は、希望する学科に分かれて、体験学習を行いました。体験学習では、実際にプログラミングをしてロボットを動かしたり、パソコンでグラフを作成したりと、先輩高専生のサポートの下で試行錯誤しながら、熱心に取り組んでいました。終了後のアンケートでは、「自分の思うように動いた時、とても感動した」、「難しかったが、自分で設定・操縦するのがとても楽しかった」、「また体験したい」などの感想をいただき、本校の授業・研究内容に興味・関心を持っていただけたようでした。
当日は高専祭も開催されており、オープンキャンパス終了後は、メインステージでの多数の企画のほか、学生のバザー、バンド演奏、各学科の工学実験、文化部の活動紹介等を楽しんでいただけたのではないでしょうか。
このたびは多くの方にご参加いただき、本当にありがとうございました。また、狭い会場での説明となり、ご不便をおかけしました。
来年の4月、入学式でお会いできることを楽しみにお待ちしております。
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地域企業人のための学校見学会を実施
2011.11.12
今年度で4回目となる標記見学会が、例年どおり本校高専祭初日(11月12日(土))に開催されました。本事業は、地域企業の経営者や技術者の方々に、本校が保有する施設設備や地域連携活動の様子を実際に見学していただき、本校の技術教育や研究活動支援による地域貢献等に関する理解を深めていただくことを目的とするものです。
見学に先立ち行われた学校ガイダンスでは、山﨑テクノセンター長による挨拶、学校紹介、各種地域連携事業の概要説明がありました。その後、見学者一行8名は、「学生による地域融合活動分野」、「測定・計測分野(地域共同テクノセンター)」、「モノづくり分野(実習工場)」の3か所を見学しました。
見学終了後に行われた意見交換会では、参加者から、「テクノセンターの設備や機器を使用するためには、どのようにしたらよいのか」などの意見が寄せられました。
学校見学会全体のアンケート結果では、参加者全員から「とても良かった」もしくは「良かった」、また「熱心な説明を受け、良く理解できた」等、好評をいただきました。
地域融合活動見学の様子
山崎テクノセンター長によるガイダンス
宇部高専ラグビー部 6年連続全国大会出場決定!!
2011.11.15
第47回中国地区高専体育大会(冬季大会)ラグビーフットボール競技が、11月11日~15日に岡山県美作ラグビー・サッカー場にて開催されました。11月13日の快晴の中、宇部高専は、62―0の完封で呉高専を破り、Aパート優勝を果たしました。
その後、15日に行われた全国大会出場代表決定戦の結果、宇部高専が20―0で津山高専に、これも見事完封で勝利をおさめ、全国大会への出場権を獲得しました。
全国大会は、来年1月に、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場・ホームズスタジアム神戸で開催予定です
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宇部高専SEEDS&NEEDSシンポジウム』を開催
2011.11.16
平成23年11月16日(水)、宇部高専テック アンド ビジネスコラボレイト(宇部高専T&B:本校地域振興協力会)ならびにキューブサロン(宇部地域情報交換会)との共催で、『宇部高専 SEEDS & NEEDSシンポジウム」を宇部市内のホテル河長で開催しました。本シンポジウムは宇部高専のシーズと地域のニーズに関する情報・意見交換の場として平成19年度から始められたものであり、今年で5年目となります。
本シンポジウムでは、宇部高専教員3名により「どうして頭を強く打つと気を失うんだろう(機械工学科 渡邉大 講師)」、「入炭素材料表面における構造観察(電気工学科 碇智徳 准教授)」、「界面現象を制御する(物質工学科 髙田陽一 講師)」と題した研究シーズの発表がそれぞれ行われる一方、企業経営や実務の観点から、株式会社ウエイヴ 代表取締役社長 藤崎智行氏による「クラウドコンピューティングの端末 iPad,スマートフォンの事例」、有限会社トラステック 代表取締役 吉本秀氏による「クラウドサービスが出てきた理由」と題した講演が行われました。また、同会場で参加教員の研究シーズポスター18件の出展もありました。
シンポジウムには地元企業を中心に、官庁・財団等の職員・コーディネータ、および本校教職員を合わせて49名が出席し、それぞれの講演後や休憩時間には活発な質疑応答が行われ、技術応用の可能性や実用化への課題等について議論が交わされました。
シンポジウム終了後に参加者を対象に行ったアンケートでは、回答者の全員から「とても良い」あるいは「良い」との感想をいただき、その理由として、「若い先生の講義がおもしろかった」、「説明が分かりやすく良かった」などのコメントが寄せられ、盛況のうちに閉会しました。
質疑応答の様子
東義科学大学校と学術交流プログラム実施要綱を締結
2011.11.17
11月17日(木)、福政校長、経営情報学科 朴准教授、総務課 國安課長補佐の3名が韓国東義科学大学校を訪問、学術交流プログラム実施要綱を締結しました。 両校は、平成16年1月7日に学術交流協定を締結しましたが、今回はさらに交流を進めるため、より内容を深めた実施要綱を交わしたものです。
締結式は、東義科学大学校会議室において、東義科学大学校からはKim YoungDo総長、Kim Daekyung国際交流センター長ら4名、宇部高専からは上記3名が出席して行われました。席上Kim総長からは、これを機に両校の学術交流がより深まるよう検討していきたいとの挨拶があり、福政校長からは、これまでの海外研修プログラムへの協力に対する謝辞と、今後の国際交流活動により力を注ぎたいとの答辞がありました。
なお、来年1月にはKim総長も宇部工業高等専門学校を訪れたい、との意向が示されました。
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キャリア支援セミナー「企業選択に向けての準備」を開催
2011.11.18
11月18日(金)4年生及び専攻科1年生を対象に、株式会社マイナビ九州支社の香田氏を講師に招き、「企業選択に向けての準備」と題してキャリア支援セミナーを開催しました。
このセミナーは、10月に開催された「就職活動スタートアップ講座」の次のステップとして開催されたもので、「就職とは?」から始まり、「自分を知り」「企業(仕事)を知ったうえで企業を選択し」「採用試験に臨むための準備を今から始めること」と、就職活動を行う際の具体的なポイントについて話をしていただきました。
依然として厳しい就職状況が続いている中、会場は就職活動を目前にした学生で熱気を帯び、自分の就職活動を頭に描きながら一生懸命講師の話に聞き入っていました。
キャリア支援室では、このセミナーが学生にとって将来について考えるきっかけとなり、納得できる就職が得られるよう願っています。
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留学生のサイハナーさんがスピーチコンテストで最優秀賞受賞!!
2011.11.19
11月19日(土)、山口市県婦人教育文化会館において、日本国際連合協会山口県本部主催の「第22回 外国人による日本語スピーチコンテスト」が開催され、本校3年物質工学科のバトムンフ エルデネサイハン(愛称:サイハナー)さんが最優秀賞に選ばれました。
このコンテストは、山口県在住の外国人の方が、学校や職場などの社会生活の中で感じた「自分の国と日本(山口)の文化・価値観・生活習慣等の違いや意外な共通点」を題材として、自分の意見を日本語でスピーチするものです。
サイハナーさんは、日本人の自殺率の高さに衝撃を受け、母国モンゴルの「赤ちゃんができるのは一本の針の上に一粒の米が当たることと同じ」ということわざを用いて自殺など考えもしなかった自分の経験談とともに、命の大切さ、自殺とは違う方向にエネルギーを使う勇気をはっきりと語りかけるようにスピーチしました。
最優秀賞という結果はもちろん素晴らしいことですが、原稿に目を落とさず6分間のスピーチを慣れない日本語でやり遂げたサイハナーさんに感動し、日本人に必要なエネルギーの使い方を教えられた気がしました。
サイハナーさん、最優秀賞おめでとう!!
※なお、最優秀賞者には、賞状・盾・賞金3万円が贈られました。
スピーチを行うサイハナーさん |
表彰を受けるサイハナーさん |
最優秀賞の喜びを語るサイハナーさん |
参加者集合写真 |
宇部高専出張講座を開催-植木まつり集中イベント-
2011.11.20
「tys秋の久留米市田主丸植木まつり&JA全農やまぐち旬感フェスタ」において、宇部高専出張講座を実施しました。
本イベントは、19日(土)・20日(日)に、田主丸植木販売協会・全農山口県本部・tysテレビ山口の主催により、JAアグリ総合センター(山口市佐山)を会場に開催されたものです。
本校からは、宇部高専出張講座と題して、「スライム&キーホルダー作り」(物質工学科)、「エコバック作り」(経営情報学科)の2テーマを出展し、本校の学生や教職員が親子連れなどの参加者に説明・指導を行いました。また、同時に本校の紹介も行いました。
二日間を通じて多くの方々に「科学」の楽しさをや面白さを体験していただいたり、「環境」に対する取組みに意識を持っていただきました。
また、地域に根差した高等教育機関としての「宇部高専」を知っていただく良い機会になったのではないかと思います。
本校では、地域貢献と宇部高専のPRを兼ねて、今後とも地域のさまざまなイベントに積極的に参加していきたいと思います。

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第36回読書感想文コンクール表彰式を実施
2011.11.24
11月24日(木)、校長室にて第36回読書感想文コンクールの表彰が行われました。1~3学年の応募の中から選ばれた1位から3位の学生に、福政校長から賞状と賞品が授与されました。式の後、受賞者は福政校長、高橋図書館長、一田図書館長補と作品や課題図書について懇談し、福政校長は、「たくさん読書をし、技術者としての視野を広げて欲しい」と学生に語りました。
なお、今回表彰された学生の作品と佳作に選ばれた作品は、来年2月に読書感想文作品集に掲載され、全学生に配布されます。
前列左から 1位 浅村岳さん 2位 佐伯茉耶さん 3位 藤原由依さん
懇談の様子
専攻科生が中国四国地区高分子若手研究会支部長賞を受賞
2011.11.25
11月25日(金),校長室において、 去る11月10日(木)・11日(金)に開催された社団法人高分子学会 第26回中国四国地区高分子若手研究会(於:KKRホテル広島)で「支部長賞」を受賞した宇部高専専攻科物質工学専攻2年生の徳永 光さんが、福政校長に受賞報告をしました。
本研究会では、当該地区の7大学1高専から140余名が参加し、招待・基調講演3件に併せて、学生による口頭発表8件とポスター発表71件がなされました。この中で、学生の口頭あるいはポスター発表からそれぞれ1件と3件が受賞対象として選考されました。なお、口頭発表は慣例として参加した各研究室から1件のみの発表が認められており、他の7件は全て大学院生による発表であったことからも、最年少の徳永君の受賞は極めて栄誉な出来事です。
受賞について徳永君から、「この度は支部長賞の受賞ということで大変光栄に思います。私の研究は、有機物の濃縮機能をもつポリビニルアルコール球状含水ゲルを開発し、これに微生物を固定化して工業排水処理を効果的に行うことを目指しています。今回の受賞にあたりまして、ご指導頂いた山﨑先生をはじめとする先生方、実験に協力して頂いた学生の皆様に深く感謝致します。今後は残すところわずかとなった高専生活の中で、精一杯研究に取り組み、より良い成果を後輩に残せるよう努力したいと思います。」との感想がありました。
左:山崎教授 中央:徳永さん 右:福政校長
宇部高専市民文化サロン「源氏物語を読む -ヒーローの条件-」を開催
2011.11.26
11月26日(土)、ファームプラザ水神様匠学校(NPO法人おもしろファーム、宇部市)において宇部高専市民文化サロンを開催しました。本事業は人文科学や社会科学、自然科学に渡る幅広い学術分野について一般市民の方々に分かりやすく紹介し、自由な意見交換等を通じて受講者の教養を高めることを目的として一昨年度からスタートしたものであり、今年で3年目となります。
講師は一般科の中井賢一准教授が担当し、『源氏物語を読む -ヒーローの条件-』と題して、源氏物語の世界に触れることを通して古典文学についての教養を高めることを目的として行われました。内容として、①光源氏の人物設定のあり方を起点に、物語のヒーローの条件について考える。②「条件」に合致する他者の存在を起点に、物語展開の法則性と源氏物語を「読む」ための〈新たな視点〉について考える、というもので、12名(男性1名、女性11名)の方が参加しました。
アンケートの結果、今回のサロンの内容について「源氏物語について、今までの知識とは違った視点から知ることができ、さらに興味を持つことができた。このような文学について学べる機会に参加できて本当に良かった」、「先生の懇切丁寧な資料を元にした説明は分かりやすく為になった」、「第2弾、第3弾もぜひ実施して欲しい」など好意的な感想を多くいただきました。
サロンを通じて、いわゆる工学系分野に限らず幅広い分野での地域貢献活動による地域の方々との交流を図る大切さを改めて認識することができました。
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| 市民文化サロンの様子(2枚とも) | |
宇部高専技術職員に、山口県職業能力開発協会より表彰状
2011.12.05
12月5日(月)、藤重 誠 技術職員が、このたびの山口県職業能力開発協会からの表彰状受領について、福政校長に報告しました。
表彰理由は、8年にわたる技能検定業務への協力に対して、とのことです。
受賞に当たり藤重氏は、「地域の技術発展にお役に立てるなら、と技能検定委員として携わり、これまで約2400名の技能士を輩出して参りました。この度は、思いもかけずこのように表彰していただきありがたく思っております。また、この受賞は、私のみの力ばかりではなく、他の技術職員等、職場の方々のご支援や、ご理解があってこそのことだと思っております。今後とも自分の技術をさらに磨き、より地域に貢献できたら、と考えております。」と語られました。
また、12月3日(土)に岡山県津山市で開催されました『中国地区高専テクノ・マーケットin津山』においても、本業務を通しての地域貢献について発表されました。
左から、三吉技術長、藤重技術職員、福政校長
宇部高専専攻科有志がタイに義援金を贈りました
2011.12.16
12月16日、私たち専攻科1年生及び有志は、10月初めよりタイ王国の中部を中心に発生した洪水の被害者に向けて、タイ王国に義援金を贈りました。タイ王国と私たち自身は直接の関係はありませんが、3月11日に日本を襲った東日本大震災の際、タイ王国からの支援のみならずタイ国民の生活に困っている方までが、日本のために義援金を募金してくださいました。そのため、洪水により多大な被害を被ったタイ王国のためになにか出来ないか有志で相談した結果、少しでもタイ王国のためになるように義援金を贈ることにしました。
まだタイ王国の支援が十分でないので、もしよろしければ、タイ王国に義援金等送っていただける方はよろしくお願いします。義援金の送り先はタイ大使館のホームページに記載してあります。
専攻科1年生のみなさん
外国人留学生見学旅行を実施
2011.12.17
12月17日(土)、外国人留学生見学旅行を実施しました。
この旅行は、留学生に日本の歴史文化や自然風土を肌で感じてもらい、併せて留学生同士やチューターとの親睦をより深めることを目的として毎年実施しているものです。
今年の行き先は留学生の希望が最も多かった広島の名所、平和記念公園と宮島。
本格的な寒波到来で旅行には少し不向きな時期でしたが、当日は寒さを和らげてくれる陽射しもあり良いコンディションでの観光となりました。
平和記念公園では、原爆ドームや平和記念資料館等を見学することで日本の痛ましい歴史や平和の尊さを学びました。
宮島では、厳島神社や雄大な島並を歩くことで自然の美しさや歴史の重みを再確認しました。
今年は留学生6人とチューター5人という例年に比べて大人数での旅行となりましたが、それぞれの心に残る良い旅行となったのではないでしょうか。
原爆ドームをバックに |
宮島の大鳥居前にて |
宇部高専白鳥寮保護者会を設立
2011.12.18
12月18日(日)、白鳥寮食堂棟において白鳥寮保護者会の設立総会を開催し、100名の保護者(委任状150名)と学校関係者が出席しました。
福政校長の挨拶後、武藤寮務主事から白鳥寮の現状と寮棟の改修計画などについて説明がありました。引き続き、武藤寮務主事から「白鳥寮の運営に保護者のご意見を反映させたい。」など、保護者会設立の提案説明があり、採決の結果、満場一致で承認されました。
その後、保護者会の役員を選出、新会長の進行で今後の活動方針や寮費改定等について審議が行われました。
総会終了後には、希望者による寮の食事のモニタリング、施設見学、寮生活についての相談等が行なわれ、保護者にとっては寮生活への理解がこれまで以上に深まる一日となったようです。
武藤寮務主事から保護者へ白鳥寮の現状を説明する様子 |
質疑応答の様子 |
「子ども科学館inときわ 科学の世界を体験しよう」を開催
2011.12.18
12月18日(日)、宇部市内ときわ公園内のときわレストハウス2階において、広報イベント「子ども科学館inときわ 科学の世界を体験しよう!」を開催しました。
本イベントは、「科学」の楽しさを知ってもらうことを目的に、夏休みに同会場で実施したときに引き続いてNPO法人「うべ未来100プロジェクト」の主催で開催されたものです。
今回は、「ミニロボットの操縦」、「赤外線操縦による飛行型ロボットの操縦」、「有線リモコン虫型模型ロボットの操縦」「レゴロボットを動かしてみよう」、「ロボットを使ってピンポン球を回収」や「ライントレースロボット」などのロボット操縦に関するコーナーの他、「オリジナルエコバッグ作り」、「ストラップ作り」、「スライムを作ろう」や「シャクちゃん工作」などといった実際にものをつくるコーナーも揃えました。また、ギター演奏ロボットも用意し、来客のリクエストにこたえて演奏を披露するなど、会場を賑わせました。
当日は、全国的に寒い一日の中、各コーナー併せて700名余りの方に訪れていただきました。ロボットを操縦するコーナーでは、30分以上も楽しむ子どももおり、終了時刻までたくさんの親子連れで賑わいました。
ギター演奏ロボット |
オリジナルエコバッグづくり |
虫型ロボットの操縦 |
ピンポン球回収ロボットの操縦 |
オリジナルキーホルダーづくり |
ロボットの操縦 |
高専プロコン準優勝!
2011.12.23
12月22・23日に京都府舞鶴市で開催された全国高専プログラミングコンテスト全国大会の競技部門において、本校コンピュータ部のチーム「GAIST」(メンバー:制御情報工学科4年石田君、同3年大濱君、同3年村長君)が全国高専準優勝に輝きました。
同チームは大会初日の一回戦で敗退しましたが、他チームの戦略を当日の夜に分析、プログラミングの作り直しを行い、二日目の敗者復活戦第1試合および準決勝第1試合をいずれも第1位で勝ち上がりました。決勝戦では久留米高専、ハノイ国家大学に次ぐ第3位(国内高専第2位)の成績を収めました。
リーダーの石田君は、「大会1日目と2日目でプログラムが格段に改善されるというのは良くあることですが、必ずしも毎回このような幸運が訪れるとも限りません。次回は思考を凝らせたプログラムで、是非とも優勝を狙いたいと思います」と大会を振り返りました。
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| 校長室にて準優勝の報告 左写真、上段 左:田辺准教授、中央:村長君、右:福政校長 下段 左:石田君、右:大濱君) |
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ラグビー部全国大会出場
2012.01.04
第42回全国高等専門学校ラグビーフットボール大会が、1月4日~9日に神戸総合運動公園で開催されました。本校は2回戦からの出場で、1月4日の寒気の中、昨年の優勝校の仙台高専と対戦しました。前半は、一旦8-7と仙台高専に対しリードを奪いましたがその後逆転され、健闘むなしく8-26で惜敗しました。
ラグビー部は現在、来年の全国制覇に向け、早くも練習を開始しています。
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| 宇部高専ラグビー部は黒いユニフォーム | |
宇部市主催の新年互礼会で万歳三唱
2012.01.04
平成24年1月4日(水)10時から市内のホテルにおいて宇部市主催の新年互礼会が開催されました。地元の政財界、地域、文化団体関係者619名が出席、その中に宇部市新成人の代表として本校物質工学科5年の北村 綾さんと制御情報工学科5年の木村 佳和さんが出席しました。
市長の挨拶、来賓祝辞、歓談と進行の後、最後に二人が壇上に上がり、新成人としての想いを述べ、力強く万歳三唱を発声し互礼会を締めくくりました。
北村さんと木村さんによる挨拶 |
左から木村さん、久保田市長、北村さん |
宇部高専弓道部員 防府天満宮で弓始式を挙行
2012.01.09
「自分の顔がテレビであんな大写しになるなんて、びっくりしました」 正月の9日、成人式の日、防府天満宮で『弓始式』が挙行されました。
「先生、漢字読めますか。『ゆみはじめしき』と読みますよ」
左から土井さん、笹村さん、三好さん
「15m先に直径1mの白い的があるんだね」
「ええ、その的に大きく朱色で『邪』と書いてあります」
「それを矢で射って『邪気』を打ち払う、という意味なんです。菅原道真公が弓の名手だったんです」
「僕たち、宇部高専弓道部の『精鋭部隊三人、5E三好秀明、5S土井良浩、5C笹村麻衣』は見事に的を射ぬきました」
「この次は彼のハートを射ぬきますヨ」
「そんなこと、聞いちょらん。真中に当てると点数が高いわけ?」
「先生、ゲームじゃないんです。どの位置だろうと的に当てることが大事なんですよ」
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「三人とも小学生の時から矢を飛ばしてるわけ」
「いいえ、高専に入ってからです」
「じゃ30年間コーチをしてこられた松浦先生のご指導が良かったってわけ」
「先生、僕たちも一緒懸命練習してるんです」
「何十回何百回も矢を射ていると、自然に体が開き、型に入って来るんです」
「ここで手を離す、『ここ』の瞬間が解ってくるんです」
「型の美しさを求めるのも弓の道なんですよ」
三人はNHKやKRYから「弓への想い、将来のこと」等を聞かれました。
「インタビューにはしっかり答えていたね」
「一週間前から考えていました」
「三人とも学校ではとても見られない、凛々しい姿だったね」
「先生、矢を向けますよ」
「四月から社会人、インタビューの答え通り各自の道で精進して下さい」
「今度、ご褒美をもらいに行きまーす」
「えーっ!?」

ソフトテニス部 県民体育大会4位入賞&中国高等学校ソフトテニス新人大会出場
2012.01.15
宇部高専ソフトテニス部は、平成23年11月12日から14日にかけて岩国運動公園テニス場で開催された山口県民体育大会において団体4位に入賞し、平成24年1月13日から15日にかけて広島県府中市のウッドアリーナで開催された第2回中国高等学校ソフトテニス新人大会へ山口県代表として出場しました。
新人大会では惜しくも予選リーグで敗退しましたが、来年度の高校総体、中国地区・全国高専大会においても、本校ソフトテニス部の活躍が大いに期待されます。
出場選手は以下の通りです。
吉岡 秀樹君(主将・機械工学科2年)
河口 尚樹君(制御情報工学科2年)
鈴木 健之助君(制御情報工学科2年)
高森 雅之君(機械工学科1年)
村田 直斗君(機械工学科1年)
松本 拓也君(電気工学科1年)
吉井 直弥君(電気工学科1年)
荒川 剛輝君(制御情報工学科1年)
県民大会にて |
中国新人大会にて |
陸上競技部長距離チーム 小野田駅伝で見事逆転優勝!!
2012.01.15
去る1月15日(日)に開催された、第43回山陽小野田市駅伝競走大会高校の部で、本校陸上競技部長距離チームが、見事優勝を飾りました。
山陽小野田市駅伝は同市竜王山周回コースで行われ、高校の部へは11校が参加しました。宇部高専陸上競技部からは、1年生から3年生までをメンバーとしたA・B、2チームが出場しました。合計22.3キロのコースを5人でリレーし、ゴールの赤崎小学校グラウンド手前200メートルほどのところで、Aチームのアンカーが再びトップに立ち、そのまま1位でゴール。2位との差はわずか6秒。1時間12分30秒という好記録をマークしての優勝となりました。またBチームも、1時間19分13秒で5位となりました。
個人記録としては、電気工学科3年の吉岡駿君が第5区(アンカー区間 7.0km)を21分43秒で走り、見事区間賞を獲得しました。 悲願の優勝を成し遂げ、2月に行われる宇部駅伝に向けて大きな弾みとなりました。
一区スタート直後の様子
2位をわずか6秒差で振り切り、見事1位でゴールするアンカー吉岡駿選手
優勝杯を手にする長距離リーダー3年本村亮選手 |
選手全員と顧問、マネージャーで記念撮影 |
漢字コンテストを開催!
2012.01.31
1月31日、図書館棟2階視聴覚室において、学生図書委員会主催の漢字コンテストが開催されました。課題が西尾維新著『傾物語』という学生に人気のある図書だったためか、例年を大きく上回る82名もの参加がありました。20分という短い試験時間でしたが、参加者たちは、真剣に集中して取り組んでいました。
結果は、近日公開され、上位入賞者には、賞品(図書カード)が贈呈されます。
熱心に課題に取り組む参加学生
韓国東義科学大学校、金総長らが来訪
2012.01.31
1月31日(火)、韓国東義科学大学校よりKim YoungDo総長、Kim Daekyung国際交流センター長が本校を訪問されました。昨年11月、本校福政校長らが東義科学大学校を訪問、「学術交流プログラム実施要綱」を締結した際に示されていた意向が実現したものです。
今回の来訪では、福政校長らとの意見交換とともに、施設見学、専攻科生の研究発表会の見学、昨年の夏休みに東義へ留学した学生、及び今年3月に留学する学生との懇談、などが実施されました。
Kim総長から、研究発表については「専攻科生の研究に対する姿勢に感心しました。」、また、留学経験者や留学希望者たちには、「留学経験が生かされていると感じました。宇部高専の皆さんにとって有意義な留学となるよう、東義科学大学に於いてはこれからもプログラム内容を検討していきたい。」との発言がありました。 今回の来訪で、両校の国際交流は、ますます深まりました。
専攻科生発表会を見学
留学経験者・希望者らと
Craftsmanship Studio実務力向上講座修了式・成果報告会を開催
2012.02.02
2月2日(木)宇部市内のホテル河長において、平成23年度「Craftsmanship Studio」実務力向上講座の修了式が開催されました。
宇部高専は、有限責任事業組合アクセルと連携して、平成18年度から地元中小企業の基盤技術力の底上げを目指した人材育成事業を実施しています。23年度上期に全国中小企業団体中央会の「平成22年度ものづくり分野の人材育成・確保事業【第2次募集】」の採択を受け実施した「設計実務力講座」、「難削加工実務力講座」、「品質向上実務力講座」に引き続き、下期では「ものづくり分野の人材育成・確保事業【追加募集】」の採択を受け、「電気実務力向上講座」、「難削加工実務力向上講座」、「品質実務力向上講座」を開講しました。
講座は10月から1月にかけて実施され、15社及び個人参加の計42名が受講し、26人に福政 修校長より修了証書が授与されました。
地元企業経営者から、「1社1社で人材育成を図ることは困難な、このような講座を企画し、若手社員を育成していただいていることに対し、大いに感謝しています。地元産業の活性化のためにも、ぜひとも継続して欲しい。」、との謝辞がありました。
福政校長より各受講生に修了証書を授与
平成23年度後期「寺子屋づくり」講座修了
2012.02.04
宇部高専は、宇部周辺地域の中小企業の活性化・経営基礎の充実を図ることを目的とした「企業技術者スキル向上を目指す勉強会:寺子屋づくり」を昨年度に引き続き開講しています。本年度は前期と後期の2期に分けて開講し、前期講座:「財務・損益に関する知識」(8回)、後期講座:「取引&マネージメントに関する知識」(7回)のテーマで行いました。
後期講座は、中小企業の会社経営においても現在のグローバル化社会で重要な「取引&マネージメントに関する知識」を主体とした講義内容とし、平成23年11月5日(土)に開講しました。講義項目は、下請法、取引基本契約、PL法、コンプライアンス、労務関係、リスクマネージメント等で中長期的な展望を描き、将来の経営者(後継者)や幹部の基礎知識として知っておかなければならない内容としました。
講師は、現在企業の第一線で直接それぞれの分野に携わられている専門家3名を招き、実際に即した経験に基づく講義・実習を少人数に対して行う構成として行いました。講義は隔週の土曜日(午前中)開講され、平成24年2月4日(土)で最終講座となり、後期の修了式が本校地域共同テクノセンターで行われました。10名の受講生に本校福政校長より修了書が手渡されました。受講生を代表して日高 昌洋氏(㈱ピージーシステム)よりお礼の言葉が述べられました。
福政校長より各受講生に修了証書を授与
宇部高専市民文化サロン「アメリカ短編小説を読む」を開催
2012.02.04
平成23年8月6日、10月1日、12月3日、平成24年2月4日(いずれも土曜日)の4回にわたり、ファームプラザ水神様匠学校(NPO法人おもしろファーム、宇部市)において宇部高専市民文化サロンを開催しました。
講師は昨年に引き続き、本校一般科の後川知美准教授が担当し、『アメリカ短編小説を読む』と題して、英語で書かれた小説を読み、語学力の修得・向上だけでなく英米文学に関する素養を高めることを目的としました。題材として、第1回はKate Chopinの“The Story of an Hour” 、第2回はErskine Caldwellの“The Strawberry Season”、第3回はErnest Hemingwayの“The Killers”、第4回はJohn Steinbeckの“Breakfast”が取り上げられ、小説の原著読解がなされました。参加者はみなさん勤勉であり、教養の高さがうかがわれ、日頃教壇に立つ者も学ぶべき姿勢でした。
アンケートの結果、今回のサロンの内容について「I have been very impressed to have good English lectures presented by professor Miss Ushirokawa.」「先生の明快な解説と事前の大変な下準備に感謝と感激しています。」など好意的な感想を多くいただきました。
市民文化サロンの様子1 |
市民文化サロンの様子2 |
陸上競技部、小野田駅伝に続き快挙! 宇部駅伝で創部以来初となるダブル優勝を達成!!
2012.02.05
やったぞ、初のダブル優勝!!
厳しい寒さの中、常盤湖周回コースを舞台に行われた「FMきららカップ第29回宇部駅伝競走大会」(2月5日(日)開催)において、本校陸上競技部長距離チームが、「高校男子の部」と「一般の部(1部)」で創部以来初となるダブル優勝を成し遂げました。
5区吉岡駿選手から6区金本知也選手へのたすきリレー
高校男子の部には41チームが参加。本校陸上競技部からは、1~3年生までの部員から成るA、B2チームが出場しました。全長24.68km、常盤湖を4周するコースを7区間でたすきリレーし、大歓声の中をAチームアンカー岡村慎二選手(物質工学科3年)が見事1位でゴール。1時間23分5秒の好記録をマークし、創部以来初となる優勝を勝ち取りました。また、Bチームも大健闘を見せ9位でゴールしました。一般の部(1部)には21チームが参加し、本校陸上競技部からは、4・5年生部員で結成した「高専クラブ」が出場。こちらもアンカー岡本智明選手(機械工学科5年/前キャプテン)が1位でゴールテープを切り、高校の部に続いて、創部以来初となる優勝を成し遂げました。
初優勝のゴールテープを切る7区岡村慎二選手 |
Bチームのアンカーを務めた玉木亮成選手 |
高校の部では、2区藤永琢也選手(電気工学科1年)、3区本村亮選手(電気工学科3年)、5区吉岡駿選手(電気工学科3年)の3名が、また一般の部では、5区中原康就選手(機械工学科5年)が見事区間賞を獲得しました。
1年生ながら見事区間賞を獲得した藤永琢也選手 |
最後の大会で見事区間賞勝ち取った中原康就選手 |
本大会が今年度最後の大会となり、5年生部員にとっては、まさに有終の美を飾っての引退となりました。また、4年生以下の部員にとっても、1年を最高の状態で締めくくることができ、来年度の高専大会に向けて大きな弾みとなりました。
勝利インタビューを受ける岡村慎二選手(右)と本村亮選手(左) |
勝利インタビューを受けながらファンの声援に応える岡本智明選手(右)と中原康就選手(左) |
有終の美を飾った5年生メンバー(左から、中原康就選手、江原卓選手、木村佳和選手、岡本智明選手 |
優勝杯を手にする長距離チームのエース吉岡駿選手(左)と長距離リーダーの本村亮選手(右) |
出場選手は、以下の通りです。
| 区間 | 宇部高専A | 宇部高専B | 高専クラブ |
| 1区 | 熊谷哲也 (2年) | 沖田浩輝 (2年) | 吉永拓磨 (4年) |
| 2区 | 藤永琢也 (1年) | 清崎湧斗 (3年) | 江原 卓 (5年) |
| 3区 | 本村 亮 (3年) | 村上 弦 (2年) | 松本 渓 (4年) |
| 4区 | 川邉 護 (3年) | 松永唯路 (2年) | 松本慎司 (5年) |
| 5区 | 吉岡 駿 (3年) | 河口大昴 (1年) | 中原康就 (5年) |
| 6区 | 金本知也 (2年) | 浅村 岳 (3年) | 木村佳和 (5年) |
| 7区 | 岡村慎二 (3年) | 玉木亮成 (2年) | 岡本智明 (5年) |
陸上部HPアドレス: http://uncttf.xxxxxxxx.jp/
専攻科特別研究発表会を実施
2012.02.16
平成24年2月16日(木)、宇部高専学内にて専攻科特別研究発表会を実施しました。
この発表会は、専攻科修了を控えた2年生が、研究成果の集大成を発表する場として毎年実施しているもので、今年度は45名の発表者が4つの会場に分かれて発表を行いました。
正装した学生たちは普段よりも一際凛々しく、専門の教員や他の発表者の前で堂々と発表や質疑応答を行う姿からは、これから社会に出て行く者の覚悟、更なる研究をすすめる者の気概が見てとれ、その成長を頼もしく感じました。
発表者の皆さん、長い期間に及ぶ準備と発表、お疲れ様でした。
発表風景1 |
発表風景2 |
『宇部高専テクノフェア2012』を開催
2012.02.23
平成24年2月23日(木)、宇部高専テックアンドビジネスコラボレイト(宇部高専T&B)との共催で、『宇部高専テクノフェア2012』を、本校図書館棟マルチメディア学習室並びに視聴覚室において開催しました。 本フェアは、学生が地元企業を知り、地元企業が学生の研究内容を知ることで、お互いの理解を深めてもらうという目的で実施しており、今年度で4回目の開催となります。
当日は13:30より開式行事に引き続き、「企業・会社説明会」として地元企業など13社によるブース形式での説明が行われ、 本格的な就職活動を間近に控えた本科4年生と専攻科1年生を中心に、参加学生が熱心に耳を傾けました。 また、「専攻科2年生ポスター発表」が行われ、専攻科2年生43名が企業参加者や本校の教員などに対して日頃の研究成果を説明しました。 参加者投票も行われ、上位3名の学生に最優秀プレゼンテーション賞(1名:経営情報工学専攻・藤田康詞君)、優秀プレゼンテーション賞 (2名:物質工学専攻・徳永光君、吉屋愛恵さん)が授与されました。さらに、共同研究成果事例報告として、明和化成(株)前社長の鈴木 嘉樹氏による「新規なフォトレジスト用フェノール樹脂の開発」と題した講演が行われました。また、マルチメディア学習室前には専攻科1年生のインターンシップ先地元企業13社の紹介パネルが展示されました。
本フェアには180名を超える企業や大学、官公庁の関係者、財団などのコーディネーター、本校教職員・学生が参加し、いずれの会場においても熱心な説明や質疑応答がなされ、盛会のうちに幕を閉じました。来場者アンケートでは、企業参加者から「ポスター発表を通して学生と話をする機会ができて良かった」、「自社の説明をする機会をいただいて良かった」などの好意的なコメントが寄せられました。
会社・企業説明会の様子 |
専攻科2年生ポスター発表の様子 |
ポスター発表優秀者表彰 |
共同研究成果報告の様子 |
宇部高専留学生、日本の伝統芸能を体験
2012.02.28
2月28日(火)、宇部高専ぺりかん食堂に能楽宝生流の山部絹子先生を招いて「留学生日本文化体験」を実施しました。
当日は留学生の他に留学生のクラスメイトや教職員も参加し、はじめに先生の能を鑑賞した後、日本古来の発声法や呼吸法、鼓の打ち方や仕舞の足運びを学び、 実際に参加者も実践しながら色々なアドバイスをもらっていました。
なじみの薄い所作法に悪戦苦闘していた留学生たちですが、鼓を打ってきれいな音が出たり足運びを褒められた時には照れながらも嬉しそうな笑顔を見せていました。
短い時間でしたが、普段本で知ったり話に聞くだけだった日本の伝統芸能に直接触れられたこの体験は、留学生だけでなく日本の学生にとっても貴重だったのではないでしょうか。
扇子を広げてハイチーズ!
鼓を打ってみよう |
足運びに苦戦中 |
外国人留学生送別会を実施
2012.03.01
3月1日(木)、ぺりかん食堂にて「外国人留学生送別会」を実施しました。
この会は、卒業する外国人留学生を送る会として毎年実施しているものです。
今年度は電気工学科所属でイラン出身のシリニ・ソライヤさんが対象で、当日は後輩の留学生やチューター、同じ学科の友人や教職員など数多くの人がソライヤさんのために集まりました。
最初に記念撮影を行って校長先生からお祝いと激励の言葉をいただいた後、卒業研究を指導した中島先生より花束が渡されました。
その後は立食による懇談会となり、気心の知れた仲間たちとおいしい食事に囲まれて終始笑顔だったソライヤさんですが、最後の挨拶の時には言葉を詰まらせる場面もありました。
ソライヤさんは更なる研究のため大学に進学することが決まっています。 宇部で過ごした3年間を糧に、より一層のご活躍を期待しています。
全員集合
恩師からの贈り物(左:中島先生、右:ソライヤさん)
運営諮問会議を開催
2012.03.09
本校は去る3月9日(金)に外部有識者の意見を学校運営に反映するための運営諮問会議を開催しました。
今回の会議では、堀山口大学工学部長の議事進行で、主に「平成23年度計画・実績」と「宇部高専の高度化・個性化」について、福政校長を始め本校側からの説明の後、各委員から様々な質問や意見が出されました。予定された2時間半の間、活発な意見交換が行われ、最後に福政校長から、今後の本校の運営に役立てる旨の謝辞が述べられました。

本校学生の“感性”を企業が採用
2012.03.09
このたび、地域共同テクノセンターの実施する地域融合活動の中で、本校経営情報学科の学生を中心とする『起業家研究会』が、地元の企業株式会社スペックと取り組んで来た地域融合活動の成果として、米や堆肥のパッケージデザインの制作や、商品説明のホームページについて発表しました。
一昨年12月頃から幾度も企業との話し合いを進め、商品コンセプトの共有、ロゴやキャラクターのデザインなどに取り組みました。キャラクターには本校の制服をアレンジした女子高生の天野(天の)恵(恵み)と早苗(さなえ)を誕生させ、生年月日と血液型まで設定したとのことです。
発表に当たりホームページの作成を担当した関村純一部長(3年生)は、「イメージをつかむまでが大変で、何度も話を聞いたり、実際に商品を食べたりしてクリアした。これからも改良を進めることを考えている。企業の方と直接話をすることができ、本活動を通して良い社会勉強ができた。」と語りました。また、㈱スペックの西村正文社長は、「われわれにはない感性で作ってもらった。実際に世の中に出ていくことで、さらに次のステップに踏み出せるのではないか。」と、本活動の意義について述べられました。
指導に当たっている田川晋也准教授は、「就職してもなかなか商品開発に直接関われないが、学生のときに経験しておけばキャリア教育の観点からも意義がある。企業にとっても若い消費者としての目線は参考になるのではないか。こういう活動を通して地域社会に貢献できればと考えている。」と語りました。
なお米や堆肥はすでに楽天で販売されており、作成したホームページは、「http://www.tenkei.biz/」で公開されました。

平成23年度の卒業式及び専攻科修了式を挙行
2012.03.21
本校は、去る3月21日に第46回卒業式、第14回専攻科修了式及び第8回JABEEプログラム修了証書授与式を宇部市渡邉翁記念会館で挙行しました。本科卒業生195名、専攻科修了生44名が本校の学舎を巣立ちました。
校長から、今後とも研鑽を積み、自信と誇りを持って活躍して欲しいとのエールが述べられました。これに対し、答辞として卒業生代表の物質工学科の村田さんが、5年間で得た専門知識や経験を生かして日本を支える技術者になることを誓うとともに両親への感謝の思いを述べました。











スターリングエンジンを体験する小学生としくみを説明する学生
德永(仁)准教授、渡邉講師、手伝ってくれた機械工学科5年生と専攻科生















スピーチを行うサイハナーさん
表彰を受けるサイハナーさん
最優秀賞の喜びを語るサイハナーさん
参加者集合写真



原爆ドームをバックに
宮島の大鳥居前にて
武藤寮務主事から保護者へ白鳥寮の現状を説明する様子
質疑応答の様子
ギター演奏ロボット
オリジナルエコバッグづくり
虫型ロボットの操縦
ピンポン球回収ロボットの操縦
オリジナルキーホルダーづくり
ロボットの操縦





北村さんと木村さんによる挨拶
左から木村さん、久保田市長、北村さん



県民大会にて
中国新人大会にて
優勝杯を手にする長距離リーダー3年本村亮選手
選手全員と顧問、マネージャーで記念撮影
市民文化サロンの様子1
市民文化サロンの様子2
初優勝のゴールテープを切る7区岡村慎二選手
Bチームのアンカーを務めた玉木亮成選手
1年生ながら見事区間賞を獲得した藤永琢也選手
最後の大会で見事区間賞勝ち取った中原康就選手
勝利インタビューを受ける岡村慎二選手(右)と本村亮選手(左)
勝利インタビューを受けながらファンの声援に応える岡本智明選手(右)と中原康就選手(左)
有終の美を飾った5年生メンバー(左から、中原康就選手、江原卓選手、木村佳和選手、岡本智明選手
優勝杯を手にする長距離チームのエース吉岡駿選手(左)と長距離リーダーの本村亮選手(右)
発表風景1
発表風景2
会社・企業説明会の様子
専攻科2年生ポスター発表の様子
ポスター発表優秀者表彰
共同研究成果報告の様子
鼓を打ってみよう
足運びに苦戦中