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第4回グローバルエンジニア講演会「高専での経験を生かした総合商社での働き方について」を開催しました

NEWS

2023.01.17

令和4年12月9日(金)、本校機械工学科卒業生で、双日株式会社(本社:東京都)に勤務する松本陸さんを講師にお迎えし、第4回グローバルエンジニア講演会2022「高専での経験を生かした総合商社での働き方について」をオンラインで開催しました。

この講演会は、グローバルエンジニア育成事業「国際コミュニケーション力に優れたエンジニア育成のための基盤教育の充実」の一環として企画したものです。

講演会の様子①

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講演会の様子②

講演では商社業界についてご自身の会社を通して詳しく説明され、現在松本さんが取り組まれている「マグロの尾数カウントプロジェクト」の中で高専時代に学んだことがどのように活かされているかが、具体例を挙げて紹介されました。学生にとっては、高専での学びが社会人になって即戦力として役立っていることを知る良い機会となりました

また、「トビタテ!留学JAPAN」を利用して、シンガポール、カナダへの留学経験があり、「社会人になってつらい場面に遭遇した時も、留学に向けて頑張ったときの経験がベースになって自分を奮い立たせることにつながっている」と話されました。これを踏まえ、「留学することに、反対の意見もあった。けれど、本当に自分のやりたいことと思うなら反対があったとしても、自分なりの意見を突き通すことがあっても良いのかなと思う」とメッセージを送っていました。

集合写真

参加した学生のコメント

笹本啓太(電気工学科3年・本講演会司会)

私は、宇部高専で培った知識や技術がどのようにして将来必要になるのかを知り、これからの進路を選択する際の参考にするためにこの講演会に参加しました。
実際に宇部高専の機械工学科を卒業された松本さんの話はとても実感が湧きやすく、今、何をすれば良いのかを知ることができました。私は正直、一般科目は将来ほとんど使う機会がなく、専門科目だけ頑張れば良いだろうと考えていました。しかし、就職した後も一般科目である微分積分や化学などの知識を使う場面があることを知りました。いざその知識を使わなければならない場面で「在学中にもっと勉強していれば、」とならないようにするために一般科目、専門科目に関わらずまんべんなく学習しなければならないと思いました。
今回の講演に参加して、もう一度自分自身を見つめ直さなければならないと強く実感しました。


細川 隼翔さん(機械工学科1年)

私は、留学や海外の方と関わることに興味があり、これからグローバルな人材になるうえで、参考になると思い、今回の講演会に参加しました。
今回の講演を聞いて、印象に残ったことは、高専で学んだ知識が商社でも役立っているということです。講師の松本さんは、高専時代に留学を経験されていて、現在、COD室というところで養殖マグロの数を数えるシステムの開発をしているそうです。そこでは、撮影機材の浮力の計算や、姿勢の制御、そして、マグロの数を求めるためのプログラムを作ったりと、高専で学んだことがいきているそうです。
この講演会で今私たちが学んでいることが具体的にどのように役立つのかのイメージがわきました。そして、自分が就きたいと思う職業に就くために、今のうちにしっかり勉強を頑張っておかないといけないと強く感じました。また、自らの選択肢を広げるために、留学に行ったり、このような講演会に参加していきたいです。


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